モバゲーとソシャゲの違いとは?
「モバゲー」や「ソシャゲ」といった言葉はよく使われますが、その違いは何なのでしょう。ふだん何気なくこうした言葉を使っている人も、改めて聞かれるとよくわからない、あるいは「いまさら聞けない」という人もいるのではないでしょうか。そもそも「モバゲーとソシャゲの違い」というより、この両者は分類のしかたが全く別物なのです。
まず「モバゲー」(Mobage)というのは、株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)が運用するソーシャルサービスです。主にスマートフォンなどの携帯端末向けで、数多くのゲームが無料で遊べるほか、、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)も提供されていて、アバターの作成やメッセージのやりとりなど、さまざまな機能があります。なお、2010年にはYahooと提携し、PC向けの「Yahoo!モバゲー」の提供も開始されました。
これに対して「ソシャゲ」(ソーシャルゲーム)というのは、一般にSNSを活用したゲームを指します。SNSの特徴を活かし、SNS上の名前やアバターでプレイできたり、ゲーム中でSNS内の他の人とコミュニケーションができたり、他の人と協力してプレイしたりするものが多いです。そして多くはアプリをダウンロードするのではなく、WEBブラウザ上でプレイをします。(ソシャゲの定義にもよりますが、WEBブラウザ上でプレイするものだけをソシャゲということもあるようです。)
このように、「モバゲー」というのはDeNAという特定の企業が運営するサービスであり、「ソシャゲ」というのは一般にSNSを活用したゲームのことだということはきちんと理解し、混乱しないようにしましょう。モバゲーのゲームにはSNSを活用したソシャゲが多いですが、それは「モバゲーのソシャゲ」ということになります。